酪農関係について考えたこと

一体、この国は農業をどうしたいんでしょうね - pal-9999の日記を読んだ。

特に、酪農農家にいったなら、それこそ死ぬでしょ。このご時世、年間5000時間働きたい奴なんてどこにいますか。朝五時から乳搾りして夜七時まで農場に縛り付けられる生活を、農場主はしてるわけで。それと同じ生活しろなんて言われたら、週50時間しか働いてなかった人なんて、そりゃやってられなくなるでしょうよ。


一体、この国は農業をどうしたいんでしょうね - pal-9999の日記

うちの実家は酪農と育成(お肉生産)両方しているんだけど、酪農に関してはもう赤字状態。
餌代は高いし、乳価は安いし・・・


案外、みんな気にしていないと思うけど、牛乳って妊娠して出産した牛からしか捕れないんですよ。
つまり牛がいれば牛乳採れるって訳じゃない。
考えてみれば当たり前なんだけど、みんなこれに気がついていない気がする。

つまり安定して生産量を獲得するにはコンスタントに繁殖させていなきゃいけない。
酪農をするってことは牛乳絞ってるってだけじゃないって知ってた?


いっぱい牛乳絞ると、生産調整されて
生産調整で牛乳減らすとバターが足りない!って
もうちょい酪農家を考えてあげて!
そして、また牛乳が余りそうでこんな状況だ。

http://cowbell.livedoor.biz/archives/51201569.html

去年のバター不足はもう過去の話。今年は、バターの積み上がっていく在庫をどうするのか、という話になりそうだ。

生乳の処理不可能となる部分は、輸入品と代替できる価格で乳業メーカーに委託加工することになるらしい。その分、乳価は下落することになる(これへの対策は講じられるようだが)。
http://cowbell.livedoor.biz/archives/51201569.html


こんなに大変なのに全て at your own riskな酪農家についてみんなに知ってもらいたい。