効率病に罹患していたので思ったこと

http://d.hatena.ne.jp/tek_koc/20080721/1216616575
効率病の記事を読んで思ったことは
現役時の大学受験のときのこと。
結局失敗に終わっているこの大学受験なのですが


効率病とかけまして和田式要領勉強術と解きます。

その心は、いかに愚直に勉強するかが結果となる。



現役のときに和田式の本を読んで、読んだだけで勉強できた気が
しちゃったのがいけなかった。
今考えたら客観視できるけど、当時は読んだだけで出来た気になってた。

これがいい参考書だ!みたいなのを買い漁って
ちょこっと読んでみてできたきになって…負の連鎖だった。


浪人して、また当時勉強できてた人を考えて
勉強出来る人ほど参考書には詳しくなかったと思う。

本当に勉強できる人が使ってた問題集なんて
学校でもらった問題集だったりした。

そういう人はその問題集を反復して解いていた。

うちの高校では数学では4ステップっていう問題集を使っていたんだけど
それをもうぼろぼろになるくらい解いて咀嚼、反芻して自分のものにしていた。


一方の俺は、これがいい参考書か〜ってちょこっとやっては投げていた。
これじゃ自分のものにはならないなぁ〜って思った。


浪人して予備校いったときにも、出来る人って自分で復習が間に合わないからって
夏期講習をそんなに取っていなかったりするけど
授業をとりあえず聞けば出来た気になれるって人は、訳も分からずに
ガンガン授業を取っていた。

予備校の授業って分かった気にさせるのは上手いと思う。
でも、わかるになるためには自分で反芻することが必要となる。


これをやればもっとできるようになる!とかじゃなくって
もっと今までのもので試行錯誤してそれを理解した方がいい。



予備校の生物の先生に最後の授業の後
テキストのところに一言書いてもらった。
そこには「復習、復習、復習」ってあった。